■オイルレザーについて |
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オイルレザーとは、革をなめす時に、オイルを染み込ませる事で、革をよりしなやかにし、耐久性を増したものです。よく登山靴やカバンなどに使用されています。宮崎椅子で使われているKWランクの特徴としては、着色は染料のみで、顔料は使用しておらず、革本来の良い肌触りがそのまま残っています。また、下地はタンニンなめしで、クロームは一切使用していません。
なので使い込むほどに風合いが変化し、味わい深くなっていきます。表面はワックス仕上げにしているので、ワックスが革を保護し、簡単な手入れでも大丈夫です。この革は、革中のタンニン成分が酸化することで革自体が淡褐色に近づく事や、使ううちに人体から出る皮脂や汚れが染み込むことで、特徴である風合いの変化がおこります。
使い込むことで、世界に唯一の風合いに仕上げることができます。あまり汚れを気にせずに、風合いが変化することを楽しんでいただき、革の価値を最大限に引き出すことができます。 |
■オイルレザーの特徴 |
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・肌触りがよい
・使い込んで風合いが変化する・吸湿性がある
・革本来の傷や染みがそのままある
・色がまだらになる
・色褪せる
・色が服に移る場合がある(湿り気のある場合や、強く圧力のかかる場合) |
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